2019年11月11日月曜日

八卦について ②坤(こん)

こんにちは。


易者ジューキューバンです。


前回から引き続き、易の八卦の性質を一つずつご紹介しています。


※※※


二回目の今日は「坤」。


「坤」は「こん」と読みます。


記号は



です。


「大地」の象徴であり、全て陰でできている「老陰」です。


」の真逆ですね。


「坤」が象徴するもとしては、まず、「母親」。


方位は先天八卦だと北、後天八卦だと西南です。


季節は夏の終わり。


色は黄色、黒など。


ほかに、畑、お腹、胃腸、脾臓、養ったり育てたりする力、従順なもの、辛抱強いものなどです。


「坤」を人に当てはめると、辛抱強くて愚痴もこぼさず、いつも穏やかだけれど、肝が据わった頼もしいお母さん、という感じです。


昔、女性はこの「坤」のように、従順で辛抱強く生きることが良いとされたようですが、今そんな考えをしたら差別主義者とか呼ばれそうです(笑)


でも、困難のときも辛抱強く、穏やかに、根気よく、目立たなくても万物を産み育てる大地のように、表に出さない強さを身につけられたら最強ですよね。


※※※


次回は少陽の中で一番年長とされている、「」のお話です。

0 件のコメント:

コメントを投稿