2017年10月12日木曜日

ひとりで幸せとみんなで幸せ

先日のご相談で、とにかく今は周りとか責任とかとりあえず脇に置いておいて、「自分優先。自分がよければいい!とした方がいいよ」という結果が出ました。
面倒見がよく責任感の強い方のようにお見受けしましたが、仕事上のトラブルや健康の問題で少しばかりお悩みのようでした。

タロットには自分ひとりの幸せとみんなで一緒に幸せのカードがあります。
分かりやすいのは、カップの910、ペンタクルの910でしょうか。


ここで、注目してほしいのは順番です。

まず、自分が幸せになる(9番目のカード)。
そして、次にみんなで幸せになる(10番目のカード)。

悲しくて泣いている人が、他の人を笑顔にすることはできません。
自分に余裕がないときは、なかなか周りをおもんばかることができないものです。

もちろん、世の中には自分よりも他者を優先する美しい気持ちや行いがたくさんあります。
それでもやはり、自分(の心)が満ち足りている方が、人にも簡単にやさしくなれるし、
自分が大好きなお菓子を人にあげるのも、一つしかもっていないより、二つもっている方がずっとラクでしょう。

だから大切なのは、まずは自分が幸せになること。満ち足りること。

カップとペンタクルのストーリーが目指すのは「そして、みなが幸せに暮らしました。めでたしめでたし」のハッピーエンド。

ペンタクルとソードのお話が終わったので、次はカップのストーリーを書こうかなと思います。




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