毎日暑いですね。ジューヨンです。
昨日・一昨日の津波の影響で、交通機関の遅延や運休に巻き込まれた方や楽しみにしていた海水浴や釣りを諦めた方なども大勢いらっしゃったことでしょう。
それでも、そのようなしんどかった、つらかった、残念だった、悲しかったという想いもまた、自分の一部となり、未来へと繋がっていく大切な感情なのかもしれません。
などと考えたのは、7月のジューヨンのカードがカップの9だったからです。
カップの9は「ウィッシュカード」とも呼ばれていて、願いの叶うカードと言われています。
お客さまには「棚ぼたカードですよ」と言うこともあるのですが、以前「自分は棚ぼただとは思わない。努力の結果だと思っている」と返されたことがあります。
まさにおっしゃる通りで、本当にそうなんですよね。
「余は満足じゃ」と偉そうに腕を組んでいる人物の後ろには9つの杯。
これは、この人がカップの1から集めてきたもので、この中には、喜びや悲しみ、希望、悔しさ、愛、絶望、迷い、諦め、そこからの決意など、この人が味わってきたいろいろな感情が詰まっています。
そして、その結果、今の幸せを手に入れているのです。
まぁでも、このカードが正位置で出たら、普通に「いいことがあるよ!」と読みますし、実際に7月は本当にいいことがあったので、「すごい! 当たった!」とカードに「ありがとう!」とすりすりしたくなりました。
(いいカードが出たときは、そして当たった時は素直に喜ぼう!)
論理的に考えれば、もちろんこれまで自分が積み上げてきたものや努力の結果でもあるのですが、どのタイミングで来るかは分からないのでラッキー感や棚ぼた感もあるんですよね。
だって「こんなに頑張っているのに全然いいことないじゃん」っていう時期もあるじゃないですか。
このカードが逆位置で出たときは、元々がよいカードなだけに少し残念感があります。
少しばかり傲慢な状態、持っているのにもっともっとと欲しがる、十分に幸せなのに満足できない、集めてきたカップの中身を活用できていない(これまでの人生経験がこぼれてしまっている)、自分だけの力で成し遂げていると勘違いして周囲への感謝が足りない、などと読みます。
現状に満足すること、感謝することって大事ですよね。
実際のところ、どんな時でもそれだけである程度幸せになれるんじゃないかな。
それがカップの9なら、なおさら「幸せだよー」って叫んでいいと思います。
「幸せだよーーーーーっ!」「ありがとーーーーー!」
アフターカードでは、余は満足じゃおじさんがご馳走を食べようとしています。
幸せを存分に味わうのは良いですが、お盆を捧げ持っている人(周囲の人)にも分けてあげてくださいね!
喜びをひとり占めしないこと。循環させること。きっとそれが次のしあわせにつながっていくからね。
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