お正月、成人の日、センター試験など、一月は充実してはいるものの、なかなかに慌ただしい月なんだなぁと思っているうちに月も後半。
ジューヨンの今月のカードは「ソードのクイーン」です。
コート(人物)カードは、自分自身、身近な人物と捉えるのが一般的。
その特性は、知的で自他ともに厳しく、客観的に物事を判断する、どこか凛とした女性といったところかな。
鋭く物事を観察し、慎重です。行動派ではなく考える人。正しいと思ったことを貫く強さ。甘え下手で不器用な一面も。
逆位置で出ると、批判的でかたくなな面がクローズアップされて、気難しい女性になってしまいます。
ところで、新しく「アフタータロット」というデッキを手に入れたので、2枚を並べてみました。
左がいつも使っているライダー版タロット、右がアフタータロットのソードのクイーンです。
アフタータロットは、ライダー版タロットのその後を描いたものだそうですので、続編と考えればいいのかな。
さて、ライダー版のソードのクイーンは、厳しい横顔を見せています。
その姿からは、自分自身や相対する人、物事に真っ直ぐに向き合っている様子がうかがわれます。
ソードのクイーンは、論理的で強い信念をもっているがゆえに、細かい分析や合理的に物事を進めることは得意ですが、その分、頭や心の柔軟性を失くしがちです。
アフタータロットの「その後」では、体の向きが少しこちらを向いています。
自分にも相手にも、心を開いています。
そうやって、少し自分を緩めたら。
ほら、蝶が剣の先に止まりました!
表情もぐっと和らいで見えます。
このカードが出たときは、少しだけ視野を広げて、新しい価値観を入れてみると、自分に集中しているときには気づかないような思いがけない喜びや楽しみが、ふと訪れるかもしれませんね。
ソードのクイーンは、切れ者の女性なので、少し怖いイメージがあるのですが、アフタータロットの図柄を見るとホッとするというか、優しい気持ちになれます。
私は、小説でも映画でもドラマでも、続編やスピンオフが好きなので、アフタータロットを眺めると、とても楽しくワクワクします。
色使いや線は、ライダー版に比べて柔らかくなっています。
裏面はユリとバラとクロス。
紙質が少々ヤワな感じなので、実占でハードに使うよりは、補助的に使う感じでしょうか。
これからもライダー版と比較しながら、少しずつご紹介できればと思っています。
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