2025年4月14日月曜日

この傷には意味があるのかもしれない ~ソードの3~

 春うららで、今日は気分よく仕事がはかどりました。

このまま暖かくなるのかな。


さて、ジューヨンの3月のカードはソードの3でした。

このカードは、お客様の鑑定でも割とよく出る印象です。





正位置では、「ちょっと傷ついちゃうことがあるかもね」と読みます。

人間として社会生活を営んでいる以上、ハートにグサッとくることって避けようがないのかもしれません。

「誰にでもあることよ」と言っても、痛みがなくなるわけではないので、時薬が効くのを待つのみです。

小アルカナですから、ほんと、日常の些細な傷と考えてよいでしょう。


逆位置で出れば、「悲しいことがあったかもしれないけれど、もう大丈夫よ」と読みます。

ハートに刺さった剣は抜け、雨は止み、やがて空は晴れてくるでしょう。


ジューヨンも3月に、ちょっと(プライドが)傷ついちゃったなーという出来事がありました。

しばらくモヤモヤして、だんだんとマイナスな感情は忘れ去られていきました。


それでも何となくソードの3について考え続けていて。

「誰にでもある」「ちょっと傷ついちゃう」「日常の些細な痛み」がカードに出るときは、それなりの意味があるのかもしれないと思い至りました。




アフターカードのように心に包帯を巻いて「嫌なこと、悲しいことあったよねー、痛かったねー、よしよし」ってするだけじゃなくて。

この傷から学ぶべきことがあるのかもしれません。


どんな出来事にもきっと意味がある。

それがカードに出ればなおさらと言えるでしょう。


どんどん物忘れがひどくなっていく昨今ですが、「のど元過ぎれば何とやら」で痛みがなくなったからと忘れてしまい、この傷を意味のない出来事にしてしまわないように、時々思い出しては「わずかながらでも自身の成長につなげていけますように」とここに書き記しておくことにします。


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