12月も折り返し地点、年末へと秒読みです。
そこで、ジューヨンの12月のカードは、世界の逆位置です。
お客様に出たときは「72枚の中で一番いいカードですよ」と伝えます。
完成のカードなので、「今が一番いいとき」と言えるでしょう。
もちろん、物事が完成したからといって、それで終わりではありませんから、「お姫様は幸せに暮らしました、めでたしめでたし」で物語はおしまい、というわけにはいきません。
人生の物語は続いていきます。また違うストーリーが始まります。
月桂樹の輪の中で裸の女性が幸せそうに躍っています。
この人物は完全体を表す両性具有と言われています。
両手には魔術師が持っていた棒があります。
魔術師は1本でしたが、世界では2本です。
四隅には運命の輪にも描かれていた四大元素のシンボルである獅子、鷲、天使、牡牛がいます。
輪が止まって火・水・風・土が安定し、バランスが取れた状態にあります。
このカードが正位置で出たときのキーワードは、
完成、完全、成就、満足、ハッピーエンドなど。
物事が頂点を迎えます。
ひと時のしあわせを味わったら、次のステージへと歩き出しましょう。
逆位置で出たときのキーワードは、
未完成、不成就、妥協、不満足に終わる、満ち足りないなど。
もしかしたら完璧主義なのかもしれません。
妥協することで手に入るものがありそうです。
不完全でもいったん終わらせて次のステージへと進みましょう。
ジューヨンの場合は、逆位置ですので、「あ~、せっかくいいカードが出たのに残念だわ~」と思わずにはいられません。
そこで、「完成まであと少しなんだから、何とかならんかね?」とアドバイスカードを引いてみたところ、出たカードはペンタクルの8(逆位置)でした。
これは、自分だけのコインを求めてコツコツと努力する職人のカードです。
完璧主義だから満足できないのかもしれませんし、努力が足りないために技術が向上しないのかもしれません。
ちょうど今、来週の試験に向けて準備を進めている最中なので、何だか身につまされます。
まだまだ修行が足りないから不合格と読むこともできますし、諦めずに技術を磨けば輪が閉じて完成すると読むこともできます。(もうあまり時間はないけどさ)
どちらにしても今できる準備をするしかないし、その結果を「これでよし!」と受け止められたら、たとえ不合格であったとしても、自分の中でひとつの「ゴール」とすることができるのかもしれませんね。
アフターカードでは、絵の中の人物は、右手を上げて左手を下げ、魔術師と同じポーズをとっています。
表情も喜びから引き締まったものに変わっています。
四隅の獅子、鷲、天使、牡牛は、魔術師の机の上に並んでいたワンド、カップ、ソード、ペンタクルの四元素に戻り、新たな旅の始まりを予感させています。


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