NASAが2006年に打ち上げた無人探査機ニュー・ホライズンズが、
7月14日、冥王星に最接近する予定です。
現在人類初の太陽系外天体の探査を行うべく地球から約48億キロ離れた冥王星へ向かっています。
1915年冥王星はアメリカの実業家でプロの天文学者となった
パーシヴァル・ローウェルが私財を投じてアリゾナのフラッグスタッフに建設した天文台で、その軌道や位置を予測されていました。
残念ながらローウェルは実際の冥王星観測に至らず、1916年に他界。
彼の死後14年経った1930年、遺志をついだクライド・ウィリアム・トンボ―がローウェル天文台でその惑星(現準惑星)、冥王星の撮影に成功しました。
冥王星Pllutoの記号「♇」はローウェルPercival Lowell の頭文字PとLを組み合わせたもの、冥界のPlutoのPLも示し、Plutoのtoはトンボ―TombaughのToも含むともいわれています。
打上げ後に公表されたそうですが、、
ニューホライズンズにはトンボーの遺灰が搭載されているのだとか。
先人たちの叡智がつまったニューホライズンズの観測!下記のNASAのサイトでは7月14日その時に向かってカウントダウンしています。
https://www.nasa.gov/mission_pages/newhorizons/main/index.html
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