今日で2月もおしまいです。
一日早いですが、3月のジューヨンのカードは「死神」です。
何度も言っている通り、破壊と再生のカードです。
何かを新しく始めるために、古いものを捨てる。
新しい自分になるために、古い自分を捨てる。
それ自体は決して悪いことではないのですが、実際に引くと「あらまぁ」となります。
だって、破壊とは、何かを「失う」ことですから。
「失う」ことは不安や悲しみを連想させます。
そこで、はてさて、何か失っていいものってあるかなぁ?
と考えると、ないような気がするけれど、捨てた方がいいものはあるかもしれません。
ぜい肉とか?(笑)
体のぜい肉も然り。生活のぜい肉もまた然り。
持ち物、仕事、人間関係、その他もろもろ、全てを抱え込まずに、手放したほうがいいものはあるかもしれません。
捨てたいのに捨てられないもの、ないかな?
または、捨てたくないけど、捨てたほうがいいもの、ないかな?
それとも、惰性や習慣だけで手元に残していて、重荷になっているもの、ないかな?
「死神」は、自分自身の手で、執着や不要な物を思い切って切り捨てよう!というカードです。
絵柄は不吉ですが、城の向こうには日が昇り始めています。
司祭が祈り、子どもがおびえています。
アフタータロットでは、日は昇りきり、司祭も子どもも死して倒れています。
全てをなぎ倒していく死神と馬には、潔さすら感じます。
だから、どうせ捨てるのならば、未練を残さないように、思い切りよく捨てたいものです。
実際に捨ててしまえば、とても大切に思っているものでさえ、案外どうでもいいものかもしれません。
リバースで出た場合には、捨てきれない、執着、未練、少しずつの変化など。急ぎ過ぎなくてもよいとも読みます。
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