暑さもあと一息でしょうか。
昨夜は久しぶりに冷房なしで眠れました。
このままゆるゆると暑さも和らいでいくのかな。
さて、猛暑の8月、ジューヨンのカードはソードの7の逆位置でした。
私はこのカードをスタコラサッサのカードと呼んでいて、以前もブログに書いています。
「まず自分! 自分さえよければ(ちょっとくらい)周りを裏切ってもいいよね?」っていう感じのカードです。それほど悪気もなさそうなのがなんともね(汗)。
まぁ、なかなか「だって、自分が一番大事だし~」っていう本音をストレートに言える人はいないんじゃないかなとは思うのですが、このカードが出たときは「そういう時もある!」って開き直っちゃってもいいのでは? とアドバイスしたりします。
だます、盗む、逃げ出す、その結果得るものはあっても批判される、非常識な手を使う、安易な解決方法を取るという意味もあります。
ちょっとこずるい感じもするし、詐欺師臭もするカードです。
でも、今回は逆位置で出ていますので、「そういうのはよくない」と考え直す、後悔する意味になります。
うまく立ち回れない、悪だくみがばれるという意味もあります。
道を引き返して、自分の能力を周囲のために役立てましょう。
心当たりはなかったですが、今月は「自分よりも人を大切にしよう」「人のために能力を使おう」「こずるいのはなしで!」と意識して過ごしてきました。
カードがどうこうじゃなくて「人として基本」という気もしますけどね。
それに、このカードとは意味合いが違いますが「自分を大事にする」こともまた大事ですしね。
カードの登場人物は、背後のテントから5本の剣を奪って逃げています。
足は前を向いていますが、顔は後ろを向いています。
表情はうまくしてやったりと舌を出しているようにも見えますが、顔は未来を見ていません。後ろ髪を引かれているようです。
そして、2本の剣を陣地に残してきています。
これは、この人の良心です。
人にはいろいろなときがあるものです。その人だけの事情もあります。
もし、後ろめたい道しか選べなかったとしても(犯罪はダメですよ)、引き返すチャンスがあったら引き返しましょう。
そして、ごめんなさいといって、みんなの役に立ちましょう。
アフタータロットでは、足元に輪になった縄があります。
人を騙せば、次は自分が騙される番。
悪いことをすれば、罠が待ち構えている。
そのことも忘れないようにしたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿