抱えいてる荷物に優先順位をつけよう ～ワンドの10～

今年最後の更新です。

月が前後しましたが、ジューヨンの11月のカードはワンドの10でした。

10本の棒を抱えて歩く後姿が辛そうです。

このカードの大前提は「重荷」です。

この絵に描かれている人物は、情熱をもって前進しているうちに、いつしか多くの荷物を抱え込んでしまったようです。

このカードが出たら、

重荷を背負うことができる、それだけの能力がある、やり遂げた先に大きな成功がある、と読むこともありますし、

状況によっては、どうしてもつらかったら休んでいいよ、荷物を降ろしていいよ、と読むこともあります。

逆位置の場合は、

キャパオーバー、荷物を降ろしましょう、誰かに渡しましょう、と読みます。

お客さまにこのカードが出たときは、「今いくつの棒を抱えている？」とお聞きすることもあります。

自分自身の11月はどうだったかなぁと振り返ってみました。

いつも比較的キャパオーバーですが、スケジュール的にちょっと、いやかなりぎゅうぎゅうに遊び過ぎだったかも（汗）。

（今数えてみたら、旅行やイベント等、遊びだけで8本！　そりゃ大変だわ）

目に見えない荷物って、いつの間にか増えていて、だからそのことに気づかなくて、ある日突然「もうこれ以上持てない！」と悟るものなのかもしれません。

アフタータロットの人物は、1本の棒を残して一休みしています。

全てを抱えきれないのなら、優先順位をつけなくてはなりません。

一番大切で急を要するものから、順番に運びましょう。

一人で抱え込まないで、誰かにお願いできるものは、お願いしてみましょう。

今年も一年間ありがとうございました！

皆さまにとって2025年がよき年でありますように。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。