2016年10月24日月曜日

ワンドの葉っぱが象徴するもの

「カードやカードの絵柄で気になること、または感じることはありますか?」

鑑定の際、お客様に、よくこのようにお尋ねします。
お客様自身のインスピレーションは、正しい方向や物事を指し示しているケースが多いからです。

先日のお客様は、ワンドの3が気になるとおっしゃって、いくつか理由を挙げられましたが、その中に「木の棒から葉っぱが生えている」というものがありました。

何とお目が高い!
なかなかそこまで気づく方はいらっしゃいません。

ワンド(棒)は「情熱」を表すスートです。

※その他にソード(剣)、ペンタクル(金貨)、カップ(聖杯)と、全部で4つのスートがあります。

ワンドから導き出されるワードには、前向きさ、元気さ、行動力、明るさなどがありますから、棒から芽生えている若葉は、まさにそれらの象徴と言えます。

占ってワンドが多く出ると、「このお客様は(ご相談の件について)、やる気に溢れているんだなぁ。明るく前向きなお人柄なんだろうなぁ」と思います。

今回のお客様はクリエイティブなお仕事を目指して努力されている道中というお話でしたので、芽吹く葉に興味を引かれたのではないかしら。。。

ワンドの910には、頑張った末に傷つく(でも頑張る!)、頑張り過ぎて重荷を背負う(でも頑張る!)などの意味もあるのですが、それもやはり、やる気と行動故の結果なのです。

実は、この真っ直ぐな感じのスートを、結構好きだったりします。

4つのスートを比較すると面白いので、またの機会に他のスートについてのお話もさせていただきますね。


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