ペンタクルの5で、人々は困っているあなたに、無条件で手を差し伸べてくれました。
今度はあなたが持っているものを分配する番です。
あなたは手に天秤を持っています。
与えたり与えられたりすることで、世の中のバランスを取りましょう。
「情けは人のためならず」ということわざもあります。
あなたが受けた恩は、誰かに返すことで、巡り巡ってまたあなたのところに返ってくるでしょう。
実際に占う場合は、相談ごとや状況により与える側か与えられる側かリーディングは変わります。
正位置では、与える、受け取る、出資する、スポンサーがつく、知恵や知識を施す、知恵や知識を授かるなどによって、物事が上手くいきます。進展や繁栄、成功、満足など。
逆位置では、間違った援助、見せかけの親切、バランスが悪いまたは不必要な助け、おせっかいなどによって、物事がうまくいきません。不安や混乱が生じます。
与えるといっても、手にした天秤のバランスが取れているか注意が必要です。
押し付けや偽善、甘やかしは、決して相手のためにはなりません。
逆位置で出た場合は、受け取る側も、過剰な期待や甘えがないか、今一度胸に問うてみましょう。
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