どうぞお手柔らかに ～ワンドのキング～

4月です。暖かいです。

水星も逆行中だし（関係ないか?）頭がぼんやりしちゃいます。

ジューヨンの3月のカードは死神だったのですが、忙しすぎて思い切って何かを捨てるような余裕はありませんでした。

でも、もしかすると忙しすぎてやむを得ず、知らないうちに何かを捨てていたかもしれません。

うーん、もう3月のことは、一つひとつのことは思い出せても、全体を見渡すようには思い出せないです。

敢えて言うなら、ぐうたらを心の中で手放したかな。さよなら、ぐうたら。また会う日まで。

さて、今月のジューヨンのカードはワンドのキングです。

キングか、おっさんか、やだよ、上司を思い出すよ、っていうのが、まず頭に浮かび。

とりあえず、カードの写真を撮るかねと箱を開けたら、78枚から探す必要もなく一番手前にワンドのキングさんが。

こういうことって初めてかも？と思いながら、アフタータロットの箱を開けたら、これまた一番手前にワンドのキングが。

あらー、すごい確率の偶然。シンクロニシティ。何だか意味のあるカードになりそうです。

ワンドのキングのような男らしい男性が現れて恋に落ちる、なんて夢みたいなことは起こりそうもないのが悲しいですが。

一般的な意味としては、情熱的な、熱意ある年配の男性。やる気と行動力、新しいことに果敢に挑むクリエイティブさ。力強さ、カリスマ性、リーダー的資質。明るく、仲間でワイワイやるのが好き、自分が目立つポジションが好き、などなど。

いやだわー、暑っ苦しいわー。（好みの問題・汗）

逆位置で出れば、横暴で権威を振り回す男性。傲慢、性急、自分勝手。もしくは情熱やエネルギーが足りない状態。

通常のタロットでは厳しい横顔を見せ、眉をしかめているように見えますが、アフタータロットでは正面を向いて表情も気のせいか優しげ。足元にいたトカゲを手のひらに乗せています。何かを手に入れるため、戦うために手にしていた棒は玉座の前にまっすぐに立ち、芽吹き、花が咲き、足元にも散っています。

この王様は何かをやり遂げたのでしょうね。そして、その前提には勝利のために戦う情熱と勇気があったのでしょう。

さよなら、ぐうたらとは言ったけれど、身近にそんなやる気にあふれた人がいるとやっぱりしんどいかもしれないと思う程度にエネルギー不足な状態なので、ワンドのキングのヒト、どうぞお手柔らかにお願いいたします。