今回は、昨年から目黒アンジェリカに占い師として参加いただいているハチバン先生をご紹介します。
メサ・グランデさんの占いカフェに来ていただくことが多いのですが、落ち着いた語り口で着実にファンを増やしています。
おとなしそうでたおやかな外見に似合わず、決断力はバッチリ。
メグアンのメンバーになるに当たって、妖精名になるカードを選んでくださいとお願いしたところ、即断即決で「正義」のカードを選ばれました。
どうして「正義」を選ばれたんですか?とお伺いしたら、一言「かっこよかったから」と。
実はパッと見たときにピンときたカードが、「正義」と「死神」だったそうで、「死神」がいいと思った理由は「馬かな?」とおっしゃっていました。(死神は馬に乗っています)
一見、真面目そうなのですが、なかなかユニークな感性の持ち主でもいらっしゃるんですよね~。
メサさんで注文するドリンクも毎回カフェオレで、「いつも同じものを頼んじゃうの」とのこと。
3月にハーブティーを頼んだら「すごく美味しかったから、これからはハーブティーにしようかしら」とおっしゃっていたのですが、4月はまたカフェオレに戻っていました(笑)。
ジューヨンは、ハチバン先生が迷わず「正義」のカードを選んだところに、先生の中にある「正義」を感じました。
なぜなら、「正義」は自分の正義を自分で決めるカードだからです。
きっと占い師の直感で、ご自分にふさわしいカードを選ばれたのではないでしょうか。
さて、正義のカードですが、マルセイユ版では8番ですが、ライダー・ウェイト版では11番になります。
目黒アンジェリカでは、マルセイユ版タロットを使われる先生が多いので、妖精名はマルセイユ版の番号になっています。
とは言っても、入れ替わっているのは、8番と11番だけで、
マルセイユ版の8番は「正義」で11番が「力」、
ライダー・ウェイト版では8番が「力」で11番が「正義」となっています。
ちょっとややこしいですね。
左がマルセイユ版、右がライダー・ウェイト版です。
では、「正義」の解釈です。
そもそも「正義」とは何でしょう。
何が正しくて何が間違っているかを、誰が決めるのでしょう。
何が正しくて何が間違っているかを、誰が決めるのでしょう。
あなたの正義はあなたが決めなくてはなりません。
もちろん、利己的であってはなりません。そして、客観的に判断しなくてはなりません。
「正義」のカードは、そういう意味で、自分に対して厳しいカードです。
正義の女神は、右手に剣、左手に天秤をもっています。
剣は自分自身を裁くもの、自分を悪から断ち切るもの、天秤は自分の何が正しくて何が間違っているか、善と悪を測るものです。
正義のカードが出たら、例え気が進まなくても、自分にとって正しいと思う道を選びましょう。
おかしいな?と感じることがあったら、見過ごさずにきちんと向き合いましょう。
契約や決まり事、約束を守りましょう。
また、自分への正当な評価が下されるときでもあります。ここまで頑張ってきた人は報われるでしょう。
逆位置で出たときは、正当な判断ができていません。
公平な態度で人に接していますか?自分の正義を人に押し付けていませんか?自分にうそをついていませんか?
今一度自分に問いかけてみましょう。間違っていることに気づいたら、軌道修正しましょう。
または、不当な扱いを受けている、不公平だと感じるような出来事があるかもしれません。
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