毎年恒例の「タロットで一年を占う!」。
正直なところ、めくりながら「あ~、もっといいカード出ればいいのに」って思うことはあります。
「恋人」とか「世界」とか「星」とか「女帝」とかさ。
「愚者」や「魔術師」でもいいな。
そういうカードが出ないと、「今年はなしか」って、ちょっとがっかりします。
お客さまで、きらびやかなラインナップの人がいると、いいな~✨ってなりますしね。
それでも、その月になると「うーん、なるほど、深い」としみじみしてしまうのがタロットの面白さかもしれません。
「1月からソードの6、しかも逆位置かよ、テンション下がるわ」ってなったけど、振り返ってみれば、「まさに!」で、しかもソードの6は「新天地を求めて旅立つ」カードじゃん! 「新天地」よい響きだわ。「新天地、1月にふさわしくない?」とポジティブシンキングになるあたり、どんなカードにも貴重なメッセージが含まれているっていうか、出たカードに意味を見出してプラスにつなげていくのは自分自身なのかもしれないなぁと思ったりしました。
だから、小アルカナでも、ちょっと残念に思えるカードでも、がっかりしなくていいんだよ? って言うと、慰めみたいですけどね💦。
さて、ジューヨンの1月のカードは「ソードの6」のリバースでした。
新天地を求めて船出するカードです。
船に乗る女の人と子どもの後姿は何だか物寂しげです。色調も暗いですしね。
現代風に言えば、離婚したばかりで途方に暮れるシングルマザーみたいに見える。。。
船のこちら側は波立っていますが、前方は凪いでいます。
船の舳先に立てた剣は、強い覚悟の現われでしょうか。
艫には船を操る船頭さんがいます。
先に進むためにプロの手を借りるのは正しいことです。
逆位置になると、手前の波立つ海に焦点が当たります。
感情的になっていませんか?
素直になって専門家の力を借りましょう。
船の上で暴れてもいいことはありません。慎重にゆっくりと進みましょう。
まぁ、とにかく1月はその専門家の力をなかなか借りられずにイライラしました。
その人が動いてくれないことには先に進めないので、感情的になってはいけないと思いつつ、ヒステリー起こしたいわっ!てなりました。
それでも何とかギリギリで収まり、先へ進むことになりましたとさ。チャンチャン。
正直なところ、収まらなければ先に進まなくてもいいやという気持ちもありましたが、結果として前進したと言うことは、この先が今年目指すところの「新天地」なのでしょう。
「よし、今年もがんばろう!」という気持ちになれたので、けっこうよいカードだったのかもしれません。
アフターでは、無事新天地にたどり着き、船頭さんが剣を抱えて降ろしてくれています。
やっぱり、力を貸してくれる人の手を借りるのは大事よね。
男の人の方が腕力があるのだから、素直にお願いするのはよいことだわ。
大変な時は一人でがんばらなくてもいいのです。
「自分一人で何とかしなきゃ!」なんて意地を張らずに専門家の力を借りることを考えてみましょう。
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