先月の話になりますが、鏡リュウジ先生の占星術基礎講座に行ってきました。
月星座のお話がとても興味深かったので少し。
(月星座の意味が分からない方がいらしたら、ごめんなさい。生まれた時に月がどの星座に入っていたかということで、無料のホロスコープ診断でも簡単に調べられますので是非!)
ホロスコープの惑星の中で、太陽と月は特別に重要な天体で、太陽星座(一般に言われている何座というヤツ)はなりたい(なろうとしている)自分(becoming)で、月星座は安心できる(その状態でいるとほっとする)自分とのこと。
例えば、鏡先生自身は太陽星座が魚。水(魚座のエレメント)的な生き方をしたいと思っている。だから、ロマンチックでスピリチュアルな占いで人生を形成している。
でも、本質の部分の月星座は牡羊。安心できるのはパッショネイトにしている時。何でも一番にやりたいし、早くやりたいし、実は怒りっぽい(牡羊座の特徴)。そうじゃないと不安になるそう。
4つのエレメントでその特徴を見ると、
月が火の星座(牡羊、獅子、射手)の人は、情熱的にパッションで動いているときが生き生きする。退屈な状態はイライラする。
月が地の星座(牡牛、乙女、山羊)の人は、オーガニックや自然の味など、五感が満足するものに心地よさを感じる。素の部分が出やすい(無意識にそういうものを求めるということかな?)。
月が風の星座(双子、天秤、水瓶)の人は、スペースが大事。余計な人間関係に巻き込まれたくない(と本能的に思っている?)。トイレに人と一緒に行くのはイヤ。
月が水の星座(蟹、蠍、魚)の人は、温かい愛情に包まれているとき、スピリチュアルな存在を感じるときが安心。
月星座は、勝手に表面に出る、無意識の状態なので、自分では分かりづらく、周囲の人の方が分かる。
一番初めの記憶に月が出るとおっしゃっていて、子どもの時にどんなことが好きだったかが、その人の月星座っぽいらしいです。
講義の最後の簡単な質疑応答(?)で、
「自分の月星座は○○なのですが、それっぽくないです」
「子どもの頃、どんな遊びが好きでしたか?」
「○○が好きでした」
「まさに、○○座です!」
というようなやりとりが何名かあり、その後で、「後付けともいえますが」とさらっとおっしゃっていた鏡先生が好きになりました(笑)。
ジューヨンは月が獅子なので、「なるほど!だから、何かに燃えているときが生き生きするんだわ!」と思いましたが、
もし、自分の月星座が地だったら、「うんうん、天然素材の服やオーガニック食材が好きだし」と思うし、
月星座が風だったら、「そうなのよ。パーソナルスペースがとっても大事なの」と感じるし、
水だったら、「確かに、愛されていると感じるときに幸せを感じるわぁ」となります。
まぁ、オーガニック、全く興味ないし!という人もいるかもしれませんし、連れション全然OK!いっつも人とべたべたしていたいという人もいるかもしれませんけれど。。。
先生も講義の初めに、当たるか当たらないかは置いておいて、というようなことをおっしゃっていましたが、占いが「当たるのか当たらないのか」は永遠のテーマではないかなと思っています。
それはさておき占星術は、学術的にみても面白いですし、ロマンがあります。
鏡先生の講義は初めてでしたが、お話もお上手な上に引き込まれる内容で、また機会があったら、是非お話をお伺いしたいです。
先生ご自身もステキな方だったなぁ。
ご自分では(月が牡羊で)怒りっぽいなどとおっしゃってましたが、穏やかで優しい語り口で、態度やお話になる姿勢、内容からも真摯で誠実な印象を受けました。
ファンが多いのもうなずけます。
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