海外での事業展開に向けて準備をしているお嬢さんの、精神的負担が大き過ぎるのではないか、プレッシャーに負けてしまわないか心配だ、というお母様からのご相談を受けました。
結果は、良いカードばかり。
リーダーシップ、やる気、常識を兼ね備えていらっしゃるので心配なそう。
お母様のお考えよりも、ずっとしっかりしたお嬢さんのようです。
さて、何故、大丈夫かという理由に隠者のカードが出ました。
お母様が「この人は、何かを思い詰めているように見える」とおっしゃっていたので、
隠者についてのお話を少ししたいと思います。
このカードのテーマは「内省」です。
孤独に自分自身を見つめ、物事の真理や解決への道筋を探求する。
そこに他者の入る余地はありません。
今回のご相談で言えば、お嬢さんは誰に引きずられることなく、自分自身でよくよく熟考した結果、自分がどうすればいいか、ちゃんと分かっていると読めるでしょう。
また、過去の経験の中から、正しい答えに到達できるとも読めます。
もしも、逆位置で出た場合は、考え過ぎて堂々巡りをしている、または逆に熟考が足りないなどと読みます。
絵柄の老人はランプを掲げています。
これは、迷える人を導く光です。
隠者は左下を見ています。
ライダー・ウェイト版のタロットでは、左が過去、右が未来ですから、老人は過去を照らしていることになります。
隠者は、未来の自分です。
もし、今あなたが悩みや迷いの中にいるのならば。自分自身を探求することで、答えにたどり着くことができるはずだとカードは教えています。※ ご相談のブログ掲載についてはお許しをいただいております。
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