引き続き妖精紹介をすべきところなのですが、他の先生をご紹介するのって、ちょっと緊張するので(笑)、一呼吸置いて自分の今月のカードを取り上げさせていただきます。
今月のカードは、ソードの3。
ハートに剣が3本も突き刺さっていて、見るからに痛そう。
背景は曇り空で雨まで降っています。
このカードが出たら、ちょっと傷ついちゃうことがあるかもね、くらいに読むようにしています。
ソードは、大アルカナではなく、小アルカナですので、日常的なことです。
生きていれば、イヤな人に出会うこともあるし、恋人の悪気ない一言にグサッと来ることだってあるでしょう。友人の思ってもみなかった態度に裏切られたと感じることもあるかもしれません。先生や上司、親に怒られて悲しい思いをする、仕事上のミスで落ち込むなども考えられます。
そういう誰の日常にも起こりうる些細な痛みって、まるで胸に刺さって抜けないとげのように、時折痛んではいつまでも気になるものです。
正位置では、傷つき悲しんでいる心の状態を表します。
逆位置では、心を傷つけている剣を抜いて、先に進むことを示します。
痛みに囚われ続けるかどうかは自分次第。
悲しみに襲われた時にどうするか? それがこのカードのテーマのように思います。
悲しんでも良し、泣いても良し。問題は、いつまで嘆き続けるかです。
それから、このカードが出た時は、事前に心構えをしてダメージを減らすこともできるんですよ。
例えば「難しい試験だ」と聞いて身構え、準備していると、「そうでもなかった」と拍子抜けしてしまうようなものです。
同じことでも、不意打ちの方がショックですものね。
そして、もし、悲しいことがあっても、いつまでも引きずらないようにしたいものです。
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