2019年11月13日水曜日

八卦について ④巽(そん)

こんにちは。


易者ジューキューバンです。


八卦の意味を一つずつ解き明かしていくシリーズ第四回目です。


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今回は「巽」。


選ぶという字のつくりの「巽」で「そん」と読みます。


記号は



です。


「巽」が象徴するものは、「風」。


一つだけ陰であとは陽でできているので「少陰」です。


「震」とは陰陽が真逆ですね。


前回と同じように、八卦は下から上へ向かって行くので、一番下が一本だけ陰の「巽」は少陰の中で最年長。


ですから、「巽」が象徴するものは「長女」。


方位は先天八卦だと西南、後天八卦だと東南です。


季節は晩春。


色は緑、青など。


ほかに、木、草花、糸、布、衣服、細長いもの、やさしさ、優柔不断、うつ病なども表します。


「巽」を人に当てはめると、やさしくてちょっと傷つきやすくて、手芸が得意なお姉ちゃん、という感じです。


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次回は少陽の真ん中、「坎」のお話です。

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