2019年11月26日火曜日

周易・六十四卦について ⑪地天泰(ちてんたい)

こんにちは。


易者ジューキューバンです。


今回も周易・六十四卦について。


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十一回目は、「地天泰(ちてんたい)」。


単に「泰(たい)」ともいいます。


記号は






上が八卦の「坤」、下が八卦の「乾」です。


「地天泰」は、安泰の「泰」で、「安らか」という意味を持っています。


周易には、「小往大来。吉亨」とあり、「しょうゆきてたいきたる。きちにしてとおる」と読み下します。


意味は、


「つまらないものが去って、素晴しいものが来る。吉であり、実現する」


です。


この卦は天地和合の象徴です。


なぜなら、天は上へのび、地は下へのびると考えられ、天と地がお互いに合わさる形を示しているからです。


易者のシンボルマークにこの「地天泰」を使う人も多くいます。


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周易で占って「地天泰」を得たら、こう言いたいですね。


「よかったじゃん!」


それくらい、何事においても良いです。


仕事は雇われていようが事業を起こそうが安泰なときですし、結婚もよくまとまって吉です。


恋愛なら、結婚を考えてもOK。


また、転職や、失恋の時などは、「つまらないものが去って素晴しいものが来る」ことを意味しますから、単に安泰だけでなく、進展や発展もあります。


この卦を得たときは、とにかく物事がうまくいく時、あるいは良くなっていく時期です。


もしうまくいかないことがあっても、落ち着いて行動することによって、運を開いていけます。


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次回は「天地否」についてお話していきます。

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