2019年11月28日木曜日

周易・六十四卦について ⑮地山謙(ちざんけん)

こんにちは。


易者ジューキューバンです。


今回も周易・六十四卦について。


※※※


十五回目は、「地山謙(ちざんけん)」。


単に「謙(けん)」ともいいます。


記号は






上が八卦の「坤」、下が八卦の「艮」です。


「地山謙」は、謙虚の「謙」で、「へりくだる」という意味を持っています。


周易には、「亨。君子有終」とあり、「とおる。くんしにおわりあり」と読み下します。


意味は、


「実現する。志のある人は最後に事を成すだろう」


です。


へりくだるのに実現するってなんだかピンと来ないかもしれませんね。


「へりくだる」=「謙虚でいる」と捉えてください。


周易で占って「地山謙」を得たら、とにかく謙虚さを一番大切にすること。


仕事である程度上の立場であっても、だれにでも謙虚に。


パートのおばさまにも、警備のおじさんにもですよ!


恋愛にしろ、学業にしろ同じです。


そうすれば、最終的に「終わり有り」つまり、目的を達成できるということなのです。


ずっと長く引きずって困っていたことがあるとしたら、ようやく決着がつく暗示。


また、頑張りすぎていたとしたら、一歩引いてみると良い時です。


意外にも嬉しい結果につながるかもしれません。


この卦を得たときは、自分が上に立とうとか、前に出ようとせず、人を立ててあげることがカギです。


※※※


次回は「雷地豫」についてお話していきます。

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