2019年11月24日日曜日

周易・六十四卦について ⑦地水師(ちすいし)

こんにちは。


易者ジューキューバンです。


今回も周易・六十四卦について。


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七回目は、「地水師(ちすいし)」。


単に「師(し)」ともいいます。


記号は




上が八卦の「坤」、下が八卦の「坎」です。


「地水師」は、軍師の「師」で、「指導者」を象徴しています。


周易には、「貞。丈人吉无咎」とあり、「ただし。じょうじんなればきちにしてとがなし」と読み下します。


意味は、


「誠実であること。よくできた人物であれば失敗はない」


という感じです。


周易で占って「地水師」を得たら、慎重に行わなければならない難しい局面の責任を負わされているときです。


仕事では、地位も得られ、大きな成果も上げられる象徴ですが、その分自分の実力が伴わなくてはなりません。


恋愛や結婚相手を占った場合、一人の男性に女性がたくさんいる象徴です。


また、仕事が楽しくて恋愛どころではないといった感じでしょうか。


この卦のには、地位には責任が伴うので、上の立場になっても自分の力を磨くことを怠らないで、というメッセージが込められています。


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次回は「水地比」についてお話していきます。

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