こんにちは。
易者ジューキューバンです。
前回から引き続き、易の八卦の性質を一つずつご紹介しています。
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二回目の今日は「坤」。
「坤」は「こん」と読みます。
記号は
☷
です。
「大地」の象徴であり、全て陰でできている「老陰」です。
「乾」の真逆ですね。
「坤」が象徴するもとしては、まず、「母親」。
方位は先天八卦だと北、後天八卦だと西南です。
季節は夏の終わり。
色は黄色、黒など。
ほかに、畑、お腹、胃腸、脾臓、養ったり育てたりする力、従順なもの、辛抱強いものなどです。
「坤」を人に当てはめると、辛抱強くて愚痴もこぼさず、いつも穏やかだけれど、肝が据わった頼もしいお母さん、という感じです。
昔、女性はこの「坤」のように、従順で辛抱強く生きることが良いとされたようですが、今そんな考えをしたら差別主義者とか呼ばれそうです(笑)
でも、困難のときも辛抱強く、穏やかに、根気よく、目立たなくても万物を産み育てる大地のように、表に出さない強さを身につけられたら最強ですよね。
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次回は少陽の中で一番年長とされている、「震」のお話です。
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