こんにちは。
易者ジューキューバンです。
今回も周易・六十四卦について。
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十九回目は、「地澤臨(ちたくりん)」。
単に「臨(りん)」ともいいます。
記号は
☷
☱
上が八卦の「坤」、下が八卦の「兌」です。
「地澤臨」は、字のまま、物事に「臨む」という意味です。
周易には、「元亨利貞、至于八月有凶」とあり、「おおいにとおりてただしきによろし、はちがつにいたりてきょうあり」と読み下します。
意味は、
「大いに実現する。誠実であるからこそよろしい。八月になると凶である」
です。
八月は要注意ですね。
周易で占って「地澤臨」を得たら、物事にいよいよ取り組まなければならない時です。
しかし、そのときに大切なのは自分の心持ちです。
仕事では、懸命に取り組むだけでなく、知識も必要ですし、真摯な態度も欠かせません。
ゴマすりは禁物です。
恋愛では、誠心誠意の一言に尽きます。
生半可な気持ちでは、結局だめになります。
また、なにかの時期を占った場合、八月、今でいう九月は避けた方がいいかもしれませんね。
この卦を得たときは、真摯な姿勢で全力で取り組むことで、道が開けるというメッセージです。
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次回は「風地観」についてお話していきます。
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