2019年11月25日月曜日

周易・六十四卦について ⑨風天小畜(ふうてんしょうちく)

こんにちは。


易者ジューキューバンです。


今回も周易・六十四卦について。


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九回目は、「風天小畜(ふうてんしょうちく)」。


単に「小畜(しょうちく)」ともいいます。


記号は






上が八卦の「巽」、下が八卦の「乾」です。


「風天小畜」の「小」は「少しだけ」、「畜」は「とどまる」を意味を持っています。


周易には、「亨。密雲不雨、自我西郊」とあり、「とおる。みつうんありてあめふらず、わがせいこうよりす」と読み下します。


意味は、


「実現する。雲が立ち込めているがまだ雨は降らない。雨は私の故郷の西側から降るのだ」


です。


意訳ですが、「私の故郷の西側」という「私」は、中国古代の聖人である周の文王のことです。


伝説によれば、文王は八卦を元に六十四卦を創った人物と言われています。


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周易で占って「風天小畜」を得たら、「少しとどまる」あるいは、「少し蓄える」の意味です。


仕事でも恋愛でも、もどかしくて足止めを食らっているときですが、やがて進展していく象徴です。


金運を占った時は、少し儲かるということ、また、ちょっと財産ができるという意味です。


もし、懲役や禁固、幽閉、そのほか身動きが取れない時期であれば、腐らず自分を磨いていれば必ず運が開けるということ。


この卦を得たときは、足止めされても焦らなければ、大それたものではないけれども、得るものがある、というメッセージです。


また、大きすぎる成果を求めすぎず、小さな収穫で足るを知ることも大切な時です。


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次回は「天澤履」についてお話していきます。

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